天気入門ver.000

2004年10月20日
たいふう【台風】
 北西太平洋にある熱帯低気圧のうち、域内の風力が8以上(最大風速17.2m/s以上)であるもの。
 台風は暖かい空気でできていて、水蒸気が水に変わるときの熱(潜熱)がエネルギー源となっているので、台風が発生、発達するのは、水蒸気の豊富な熱帯の海上である。天気図をみると台風の等圧線は同心円状となり、その間隔は中心ほどせまくなっている。
 台風内の風向変化は反時計回りであり、進行方向の右側半円では、台風自身の移動速度も加わるため風速が強くなる。
 台風による災害は、大雨、風害、河川のはんらん、土砂災害などである。
 台風の大きさは風速15m/s以上の領域の半径を基準にして決め、強さは台風の最大風速を基準にして決める。

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大きさ | 大型(大きい) 500km以上800km未満
| 超大型 (非常に大きい) 800km以上
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強さ | 強い 33m/s以上44m/s未満
| 非常に強い 44m/s以上54m/s未満
| 猛烈な 54m/s以上
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(→熱帯低気圧)
 なお、ハリケーンはカリブ海・メキシコ湾、サイクロンはインド洋・アラビア海・ベンガル湾で発生したものである

ねったいていきあつ【熱帯低気圧】
 熱帯(低緯度地方の海上)で発生する低気圧のこと。「台風」もこのタイプの低気圧である。
 前線をともなわない。熱帯低気圧には次のような特徴がある。
1 海面温度が高いところほど発達する。
2 ただし、熱帯低気圧が衰弱して温帯低気圧化すると、前線が形成される。
3 等圧線は円形で中心部が込んでいて、中心ほど風速が強い。
4 「台風」とは北西太平洋にある熱帯低気圧のうち、域内の風力が8以上(最大風速17.2m/s以上)であるもの。
(→台風)

おおあめけいほう【大雨警報】
 大雨により重大な災害が起こるおそれがある場合に、その旨を警告して行う予報のこと。警報の発表は気象庁が行う。大雨警報は各都道府県の地方気象台や指定地区の測候所が担当する地域について大雨と災害の関連を調査し、発表の基準を決めているので、基準は地域ごとで異なる。

参考文献:
「yahoo天気情報-用語集」

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